これだけは覚えておこう!ご葬儀の流れと日程決め
ご葬儀の日程は、菩提寺の僧侶など宗教者や、火葬場・斎場(式場)の都合によるところが大きいでしょう。さらにはご親族や故人様と近しい関係者、特に遠方の方のスケジュールについても考慮しなければなりません。
一般的なご葬儀の流れは、お亡くなりになった翌日にお通夜(本通夜)をとり行い、その次の日に告別式、続いて火葬という段取りになります。ご葬儀が簡略化しつつある現代では、お亡くなりになった当日にお通夜、翌日にご葬儀・告別式という流れも増えてきています。
日程が決まったら、葬儀社が時間区切りで日程表をまとめてくれます。段取りや準備するものなども事前に指示があります。
後悔しないご葬儀のためにーエンディングノートのすすめ
現在、病院でご逝去となるケースが多くを占めています。病院によっては、2時間程度で故人様をご安置場所に搬送するように指示されますから、生前に搬送先や葬儀社を決めていなかった場合、短時間のなかで判断をしなければなりません。
そうならないためにも、事前に希望をエンディングノートなどにまとめておくことをおすすめします。
ご葬儀に呼びたい方や宿泊先リスト、希望の葬儀内容やご予算、財産などを書き記し、ご家族様にも共有しておくと良いでしょう。希望に沿うお式を遂行してくれる葬儀社まで決めておけば、より安心です。
ご葬儀までの流れをスムーズにするには「誰を呼ぶか」が鍵
特に「誰をご葬儀に呼ぶか」はご葬儀までの流れを決定するなかで最も重要で、把握できていないと時間を要してしまうものです。日ごろからご家族様全体の交友関係を把握しておけば、大切なお身内に万一のことがあった場合の大きな不安要素が一つ、払拭できます。