近親者がなくなった場合、一年間鳥居をくぐってはいけないのは何故ですか?
神道では、悲しみに暮れる気持ち=「気枯れる」→「穢れる」という発想があります。
また、死を忌むべきものと考えており、けがれを神域に持ち込むのを避けるため、神社への参拝を控えることから「鳥居をくぐってはいけない」に繋がるのです。
故人様が亡くなってから1年間は、喪中期間として参拝を避けた方が良いとする説があります。これは神道と仏教が混同した内容であり、必ずしもそうとは限りません。
地域や神社の系統によって期間についての考え方が異なりますので、ご留意ください。
日々摘花(ひびてきか)
~まいにちを、たいせつに~
「日々摘花(ひびてきか)」は、様々な分野の第一線で活躍する方々に、大切な人との別れやその後の日々について自らの体験に基づいたヒントをいただくインタビュー記事です。