経机（きょうづくえ）とは何ですか？

経机とは、お経を読む際に経典を置く机として、また鈴や香炉などの仏具をのせる台として活用するものです。大きさは36センチメートルから90センチメートル。仏壇の前に設置されます。引き出しがついているタイプのものもあり、中に線香やロウソク、数珠等を収納できるようになっています。仏壇の材質に合わせて経机を選ぶのが一般的ですが、最近ではモダンなデザインも登場しています。経机には、埃や汚れ、ロウソクや線香の火等から守るために敷き布と呼ばれるものをかけます。人は亡くなると49日の間は修行中で色に染まらない状態と言われることから、四十九日が終わるまでは白木の経机、それが終わると塗りに変更されます。

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