エンバーミング(Embalming)とは何ですか?
エンバーミングとは、亡くなられた方のお体を消毒して防腐しながら、必要に応じて修復・復元する技術のことです。(専門資格を持つ人をエンバーマーといいます。)
「火葬場の予約が取れない」「遠方にいる親族が来てから葬儀したい」など、故人様のご安置日数が長くなる場合に、お体をきれいに保存する方法として注目されています。
土葬が基本の国では、感染症を防ぐという衛生的な効果もあって利用されます。
エンバーミングを施すことによって、生前のお姿に近づけ、時間にとらわれずお見送りの時間を過ごすことができます。
ご家族の気持ちを和らげるグリーフケアの観点からも需要が増えていくでしょう。
日々摘花(ひびてきか)
~まいにちを、たいせつに~
「日々摘花(ひびてきか)」は、様々な分野の第一線で活躍する方々に、大切な人との別れやその後の日々について自らの体験に基づいたヒントをいただくインタビュー記事です。