出棺前の挨拶では何を述べればよいでしょうか?
出棺の際、喪主は位牌を手にし、ご葬儀・告別式に列席いただいたことや、生前中故人様と親しくしていただいたことへの感謝の言葉を述べます。さらに残された家族とも、故人様同様にお付き合いいただきたい旨で締めくくるのが一般的です。
------------------------------
<出棺時の喪主の挨拶例>
本日はご多忙中のところ、〇〇のためにご会葬くださいまして、誠にありがとうございました。
生前は一方ならぬご厚誼(こうぎ)にあずかり、最後のお見送りまでいただき、故人もさぞかし感謝していることと存じます。
皆さま、〇〇亡き後も故人同様のご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。
------------------------------
上の例文は手短にまとめた文章です。故人様の生前のご様子や思い出を付け加えれば、会葬者の方悲しみにくれながらも、わざわざ足をお運びになったご会葬者の方々に、ご自分の言葉で感謝の気持ちを伝えたいとおっしゃる喪主様もたくさんいらっしゃいます。
ファミーユでは定型的な挨拶例だけでなく、ご家族それぞれのお気持ちを汲んだ挨拶文をご用意いたします。まずは故人様のこと、ご家族のことをお聞かせください。皆様の想いをくみ取り、記憶に残る言葉をつむいでいきます。
喪主の挨拶の関連記事
日々摘花(ひびてきか)
~まいにちを、たいせつに~
「日々摘花(ひびてきか)」は、様々な分野の第一線で活躍する方々に、大切な人との別れやその後の日々について自らの体験に基づいたヒントをいただくインタビュー記事です。