年忌法要で具体的になにをすればよいのでしょうか?
故人様が亡くなられた日から数えてちょうど1年後の同月同日を「祥月命日(しょうつきめいにち)」と呼びます。年忌法要は祥月命日に行う法要です。仏式では、仏壇の故人様の位牌に読経し、参列者が線香で焼香します。一周忌と三周忌は規模の大きな法要を営むことが多く、宗派によって異なりますが、三十三回忌までで区切りをつけることが殆どです。法要の会場はご自宅かお寺が一般的で、この日にお墓参りをすることも多いようです。四十九日のように重要な法要では斎場などで行うこともあります。 会場と日時が決まったら、ご親族や故人様と親しかった方などに案内状をお送りします。 法要の後には会食の席を設け、僧侶の法話を聞いたり、生前の思い出話などをしながら故人様を偲びましょう。
日々摘花(ひびてきか)
~まいにちを、たいせつに~
「日々摘花(ひびてきか)」は、様々な分野の第一線で活躍する方々に、大切な人との別れやその後の日々について自らの体験に基づいたヒントをいただくインタビュー記事です。